2021年9月、和歌山県に旅行に行ってきました。 主な目的は、2020年11月22日に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃん「楓浜(ふうひん)」を見に行くことです。
3泊4日、中2日の計画です。
1 交通手段とホテル
和歌山へは、新大阪駅から特急くろしおで向かいました。紀伊田辺駅まで約2時間半。
ヒルトングランドバケーションズクラブ(HGVC)のポイントで宿泊しました。 やはり、HGVC、買っておいてよかったと思う瞬間です。
しかし、この方法で予約を取ると、朝食はついていませんので、ホテルの有料朝食を別途頼むか、ほかの手段をとるかは、考えなければなりません。
旅行サイトで予約をすると、朝食や夕食付きプランがあるようです。
さて、このホテルは全室オーシャンビューで、温泉もあります。温泉は、ぬるぬるとした泉質です。お肌がスベスベになります。
帰りのくろしおは、なんとパンダ仕様!ときどき走っているようです。
なお、アドベンチャーワールドへ行くのであれば、南紀白浜空港も近いです。交通の便が悪いと思われがちな和歌山ですが、飛行機を利用すれば、全国からそんなに時間をかけずに訪れることができます。
2 ごはんはどうする?
(1) 朝食
お湯を入れて15分でできる、防災用として買っておいた尾西食品のインスタントのごはんを持っていきました。朝ごはんをホテルで食べるとなると、3泊でかなりの金額になります。インスタントの食品をまとめて買って旅行の時に持っていけば、節約にもなりますし、賞味期限が切れてまとめて処分するリスクも軽減することができます。
(2) 昼食
① とれとれの湯
2日目は、日ごろ疲れた体を癒すため、「とれとれの湯」というスーパー銭湯に行きました。
4種の温度に分かれた岩盤浴があります。岩盤浴は、一度館内着を借りれば、返すまで無制限に利用することができます。感染防止のため、ブースは1つおきに設定されています。
お風呂は、温泉のほか、マッサージ風呂や酸素風呂など、効能の異なるお風呂がいくつもあります。
そこには、食事処も併設されており、私たちも風呂と風呂の間の昼食で利用しました。
私たちはステーキ丼を注文しました。観光地という先入観で、たいして期待はしていなかったのですが、なかなか美味。 ・・・写真撮り忘れた。
② とれとれ市場
このあたりに来たら、ここは一度訪れてみるべきです。
近海で捕れた魚介を中心に、豊富な食材が並んでいます。干物や瓶詰めされたものなら、遠くから来た方でも持って帰れると思います。
マグロの解体もやっています。
フードコートが併設されており、新鮮な魚介を使ったお食事が頂けます。
ここも、感染対策はしっかりしており、スタッフの方が食後のテーブルを消毒してくれています。
(3) 夕食
① 海鮮れすとらん勘八屋
魚介を中心とした居酒屋です。きれいな内装です。
どこかのウェブサイトでは、喫煙ができるような記載がありますが、少なくとも現在は全面禁煙で、タバコのにおいもありませんでした。
たくさん注文しましたが、漁港が近いからなのか、かなり安く新鮮な魚介を頂くことができました。
② 田舎ピザ屋の洋食厨房らんず
3泊のうち、2日利用させていただきました。
評価サイトの星の数は無視してください。もっと評価されてよいお店だと思います。
店内は、センスの良い調度品が飾られています。
「ピザ屋」と銘打っていますが、人に説明するときは、ビストロ兼ピッツェリアと言ったほうが分かりやすいかもしれません。
食材は新鮮で、地元のものを多く使い、火入れの技術は一級、盛り付けもきれいで、かつ値段の割にボリュームがあります。
ボトルワインを頼む場合は、自分でセラーに行き、ボトルに値段が書いてあるので、それを参考に、自分で選びます。
1回目に注文したお料理とワインをご紹介します。
前菜とカルパッチョにはグラスのシャンパーニュを合わせました。
3 アドベンチャーワールド
(1) ジャイアントパンダ
アドベンチャーワールドの目玉の一つがジャイアントパンダです。大人のパンダは一般に公開されています。
現在「楓浜」の観覧は、抽選になっています。事前にウェブで申し込む必要がありますので、「楓浜」を一目見たい、とお思いであれば、ご自身と抽選のスケジュールを確認して、早めに予定を組むことをお勧めします。
【2021/11/12追記】2021年10月21日(木)から屋外運動場で自由観覧となりました。
(2) ウォーキングサファリ
全長約1.5kmのコースです。無料のバスツアーもあり、最初私たちもそれに乗りましたが、やはり目の前でじっくり観察したいと思い、ウォーキングコースに出向きました。
さすがに歩いて観察するのはハードルが高いのか、人はまばらで、逆にそのおかげでゆっくり動物たちを見ることができました。
ライオンもこんな近くで見ることができます。
4 まとめ
海と山が両方あり、魚介・肉など食材が豊富で、温泉があり、動物たちと戯れることができて、想像以上に楽しむことができました。
また、どの施設も感染防止対策を十分にとっており、安心して旅行することができました。
今度は、熊野古道など、ディープな場所にも行ってみたいと思います。
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