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1 本日のメニュー
本日のイエメシ・マリアージュは、Tボーンステーキに、オーストラリアのシラーズを合わせてみたいと思います。
Tボーンステーキとは、牛肉を骨付きのままカットして、その骨の形がTの文字に似ているため、そのように呼ばれています。
大きい方がサーロイン、小さい方がフィレです。一度に、2種類の部位を食べることができるので、何となくお得感があります。
元気を出したいときは、Tボーンステーキを豪快に焼いて、豪快に食べましょう!
2 では、作っていきましょう!
(1) 材料
・Tボーンステーキ肉
・カマルグの塩 (解説は過去記事で。)
・黒コショウ
・ニンニク
(2) 調理
①前日から冷蔵庫で解凍。
②焼き始める1時間前に冷蔵庫から出しておく。
③ニンニク好みの大きさに切っておく(スライスでもみじんでもOK)。
④余計な脂を切り落とし、フライパンに入れておく(焼く時の油として使います。)。
⑤焼き始める直前に塩コショウする(塩はかなり落ちてしまうので、多いかな、と思うくらいが良いです。)。
⑥あらかじめ切り落としておいた脂を中火で焼いて、油を出す。
⑦ニンニク、ローズマリーの順に投入して香りを出す。
⑧強火にして、脂身から焼く。
⑨両面2~3分ずつ焼く。それぞれ、最初は強火で焦げ目をつけ(メイラード反応といい、これが美味しさの秘訣です。)、肉汁を閉じ込め、徐々に火を弱くして、じっくり火をいれます。
⑩アルミホイルに包み、10分休ませる。
3 どんなワインを合わせる?
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州ハンターバレーの赤ワイン、Brokenwood Tallawanta Vineyard Shiraz 2015を選びました。ハンターバレーを旅行した時に、現地で買ってきたものです。この旅行もいつかブログに書こうと思っています。
ブルーベリーやカシスなどの黒系果実のニュアンスがあり、リリース直後のタンニンはまだとげとげしさが残っていたかもしれないけど、すでに丸みを帯びてきていて、飲み手に寄り添ってくれます。
ミントのような爽やかさと、黒コショウのスパイシーさが、今回のTボーンステーキに加えたローズマリーと黒コショウの香りと調和してくれて、食べる手と飲む手が止まりません。
ソムリエ協会の試験を受験される方は、アカデミー・デュ・ヴァンのワインショップ「 カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」でワインを探すのもお勧めです。
今日も、ごちそうさまでした。
次回はもつ鍋に挑戦します。
応援よろしくお願いいたします。m(_ _)m