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1 本日のメニュー
本日のイエメシ・マリアージュは、ポテトとベーコンのバタークリーム煮に、アルザスの白ワインを合わせてみたいと思います。
寒くなってくると、シチューなどのあったか~い料理が欲しくなりますね。
今回は、市販のルウなどを使わず、できるだけキッチンにある材料で、クリーム煮を作っていきたいと思います。
2 では、作っていきましょう!
(1) 材料
・じゃがいも
・ベーコン
・にんにく
・料理用白ワイン
・バター
・牛乳
・コンソメ(今回は「茅乃舎」さんの野菜だしを使用。)
・とろけるチーズ
・黒コショウ
・カマルグの塩
(2) 調理
① じゃがいもとベーコンを好みの大きさに切る。
② じゃがいもは、600Wで4分チン。
③ バターとすりおろしにんにくを鍋に投入する(多いくらいが美味しいです)。
④ 弱火でにんにくの香りを出す(できるだけ焦げないように。)。
⑤ じゃがいもとベーコンを鍋に投入し、少し焦げ目がつくくらいまで炒める。
⑥ 白ワインで香り付けをする。
⑦ 牛乳、コンソメ、とろけるチーズを投入。
⑧ 味見をして、物足りなかったら、塩コショウで味をととのえる。
3 どんなワインを合わせる?
フランス・アルザス地方の、ドメーヌ・マルセル・ダイス(Domaine Marcel Deiss)のグリュエンスピール・プルミエ・クリュ(Gruenspieal Premier Cru)2013を選びました。
このワインは、リースリング、ピノ・ノワール、ゲウェルツトラミネールの混植、混醸で作られた珍しいワインです。
混植とは、1つの畑で複数の種類のブドウを栽培することをいい、混醸とは、複数種のブドウを一度に発酵させることをといいます。
外観は、輝く黄金色。洋ナシや、ハーブ、ミネラルなど、複雑な味わいが広がり、酸もはっきり感じるものの、8年の熟成を経ているためか、穏やか。のどの奥で、コクを感じます。
今回のポテトとベーコンのバタークリーム煮に、これらワインの味わいが加わって、お料理の味に立体感を出してくれます。
ソムリエ協会の試験を受験される方は、アカデミー・デュ・ヴァンのワインショップ「 カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」でワインを探すのもお勧めです。
今日も、ごちそうさまでした。
応援よろしくお願いいたします。m(_ _)m