Travel, Gourmet, Wine & Sake

ワインと日本酒の有資格者がオススメする名所と美食の旅。イエメシ(おうちごはん)とワインのペアリングも。

イタリア・トスカーナ2018-#04 ワイナリー訪問

前回記事はこちら

tralco.hatenablog.com

 

1 どこのワイナリーに訪問したの?

今回はワイナリー訪問をメインにはしていなかったので、ワイナリー訪問は、この日1日だけになりました。

コンドミニアムから歩いて行ける所にある「Podere La Chiesa」というワイナリーです。

コンドミニアムを通して予約しました。

 

2 ワイナリーに入ってみましょう!

門らしい門はなく、ワイナリーの名前が書いてある大きなオブジェが目印です。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

Podere La Chiesaの入口

一歩足を踏み入れると、右手にオリーブ園、左手にブドウ畑が広がっています。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

右にオリーブ、左にブドウ

ブドウはそろそろ収穫の時期だったのですが、この日はまだ収穫されておらず、よく熟したブドウがなっていました。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

よく熟したブドウ

畑の間の道を行くと、円をいたるところに用いた、アーティスティックな印象のある建物があらわれます。そういえば、入口のオブジェにも、まるい円があいていましたね。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

オーナーは、アートがお好きなようです。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

中もアートで溢れています。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

カウンター

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

いろいろな商品が展示されています。

今回の訪問は、通常の工場見学のようなものではなく、ランチを頂きながらワインを試飲するというもの。

トリュフ狩りのときと同様、大きめのテーブルを他の参加者と囲むスタイルでした。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

ここでランチとテイスティングをします。

同席したのは、スウェーデン生まれのアメリカ人の旦那さんと、アジア系アメリカ人の奥さんのカップル。旦那さんは、M&Aを専門とするコンサル系の会社にお勤めのようで、余裕がありそうでした。

そういうスタイルの訪問でしたが、少しだけ、ステンレスタンクが置いてある現場を見ることができました。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

ステンレスタンクが並んでいます。

 

3 ランチ&テイスティング

ワイナリーのスタッフの方は、各ワインに使っているブドウ品種やその使用割合などを丁寧に説明して下さいました。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

テイスティングアイテム

使われている品種と熟成方法とは、次の通りです(写真左から①~⑤の番号を付けます。)

① サンジョヴェーゼ80%、カナイオーロ20%(8か月ステンレスタンク)

② サンジョヴェーゼ100%(8か月ステンレスタンク)

③ サンジョヴェーゼ60%、カベルネ・ソーヴィニョン25%、メルロ15%(12か月フレンチオーク樽)

④ サンジョヴェーゼ100%(24か月フレンチオーク樽) 

⑤ メルロ100%(18か月フレンチオーク樽) 

赤ワインは総じて酸が強め、渋みは弱め、主にシソなどのハーブのニュアンスが感じられ、イタリアならではのトマト料理と合いそうな味わいでした。

それにしても、ボリュームのあるランチでした。おなかいっぱいです。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa
イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa


腹ごなしにしばらくブドウ畑を見て回ってから帰りました。

イタリア・トスカーナ・Podere La Chiesa

 

 

次回は・・・美しい塔が立ち並ぶ歴史ある町、サン・ジミニャーノに行きます。

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