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1 どこのワイナリーに訪問したの?
今回はワイナリー訪問をメインにはしていなかったので、ワイナリー訪問は、この日1日だけになりました。
コンドミニアムから歩いて行ける所にある「Podere La Chiesa」というワイナリーです。
コンドミニアムを通して予約しました。
2 ワイナリーに入ってみましょう!
門らしい門はなく、ワイナリーの名前が書いてある大きなオブジェが目印です。
一歩足を踏み入れると、右手にオリーブ園、左手にブドウ畑が広がっています。
ブドウはそろそろ収穫の時期だったのですが、この日はまだ収穫されておらず、よく熟したブドウがなっていました。
畑の間の道を行くと、円をいたるところに用いた、アーティスティックな印象のある建物があらわれます。そういえば、入口のオブジェにも、まるい円があいていましたね。
今回の訪問は、通常の工場見学のようなものではなく、ランチを頂きながらワインを試飲するというもの。
トリュフ狩りのときと同様、大きめのテーブルを他の参加者と囲むスタイルでした。
同席したのは、スウェーデン生まれのアメリカ人の旦那さんと、アジア系アメリカ人の奥さんのカップル。旦那さんは、M&Aを専門とするコンサル系の会社にお勤めのようで、余裕がありそうでした。
そういうスタイルの訪問でしたが、少しだけ、ステンレスタンクが置いてある現場を見ることができました。
3 ランチ&テイスティング
ワイナリーのスタッフの方は、各ワインに使っているブドウ品種やその使用割合などを丁寧に説明して下さいました。
使われている品種と熟成方法とは、次の通りです(写真左から①~⑤の番号を付けます。)
① サンジョヴェーゼ80%、カナイオーロ20%(8か月ステンレスタンク)
② サンジョヴェーゼ100%(8か月ステンレスタンク)
③ サンジョヴェーゼ60%、カベルネ・ソーヴィニョン25%、メルロ15%(12か月フレンチオーク樽)
④ サンジョヴェーゼ100%(24か月フレンチオーク樽)
⑤ メルロ100%(18か月フレンチオーク樽)
赤ワインは総じて酸が強め、渋みは弱め、主にシソなどのハーブのニュアンスが感じられ、イタリアならではのトマト料理と合いそうな味わいでした。
それにしても、ボリュームのあるランチでした。おなかいっぱいです。
腹ごなしにしばらくブドウ畑を見て回ってから帰りました。
次回は・・・美しい塔が立ち並ぶ歴史ある町、サン・ジミニャーノに行きます。