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1 大晦日のスケートショー
ほとんどのクルーズ船では、ゲストを飽きさせないイベントが充実しており、ロイヤルカリビアンクルーズも例外ではありません。
この時のクルーズの大晦日のショーは、船内に設けられたスケートリンクで、アイススケートのショーが催されました。
私は、フィギュアスケートをライブで見たことはありませんが、この時のキャストは、元プロ選手の方々か、それと同等の実力を持った方々かと思います。
そう思ってしまうほど、スピード感と迫力があるショーでした。
2 イヤーエンドパーティー
ショーの後は、プロムナードでパーティーが催されます。
キャプテンを含めた、メインスタッフの紹介もあります。
ほとんどのゲストが着飾って、グラスを傾けたり、ショッピングを楽しんでいました。
そして、カウントダウン。こういう時と場所って、国籍とか関係ないんですね。ゲストが一体となる瞬間です。
パーティーから戻ると、部屋でゾウさんがサングラスをかけて待っていました。
こういう遊び心もおもしろいです。
3 東洋の真珠・ペナン島
(1) ペナン島って?
年が明けた1月1日は、ペナン島に到着します。
ペナン島(Penang Island)は、マレー半島の西方、マラッカ海峡に位置し、マレーシア・ペナン州に属する島です。
「東洋の真珠(The Pearl of The Orient)」と呼ばれ、マレーシア内でも有名な観光地です。
大陸とは、ペナン・ブリッジ(Penang Bridge)、ジャンバタン・スルタン・ムアザム・シャー・ブリッジ(Jambatan Sultan Muadzam Shah Bridge)という2つの大きな橋でつながっています。
特に、ペナン島のジョージ・タウンは、2008年にユネスコの世界遺産に登録され、マレーシアでは初の文化遺産となりました。日本人観光客もちらほら見られます。
また政府主導によって長期滞在者の優遇措置がとられており、最近では、欧米や日本などから、リタイアした人々が余生を楽しんでいるようです。
(2) ジョージ・タウン散策
船は、島の北東部、「Swettenham Pier Cruise Terminal」に停泊します。 船を降りて、ジョージ・タウンを散策します。
ヨーロッパのような地名のジョージ・タウンは、1786年、イギリス東インド会社が、交易の拠点として入植し、マラッカ、シンガポールと共に、イギリスの海峡植民地の1つとなったという歴史があります。
イギリスの当時の国王がジョージ4世だったため、この地名がつきました。
写真で、町並みをご紹介します。
カピタンクリン・モスクのスタッフさんには特に親切にして頂きました。
日本で少し働いていたことがあったそうで、休憩室で冷えたペットボトルの水を飲みながら、このモスクの説明をしていただきました。この日は30℃はあったと思うので、ありがたかったです。
モスクの中は、身体を隠すスカーフ等を借りるだけで見学できます。
ヨーロッパ風の地名なのに、徒歩圏内にアジアや中東などの様々な文化の施設があって、散策するだけでも楽しい町でした。
この後は、船に戻って、新年のディナーとニューイヤーパーティーに参加します。