- 前回記事はこちら。
- 1 ボーヌ駅からリヨン駅へ
- 2 ホテル・マドレーヌ・プラザ(Hôtel Madeleine Plaza)
- 3 パレ・ド・ジュスティス・ド・パリ (Palais de Justice de Paris)
前回記事はこちら。
1 ボーヌ駅からリヨン駅へ
ボーヌ駅で在来線(TER)に乗り、ディジョン駅で特急(TGV)に乗り換えてリヨン駅まで約2時間30分。
在来線の駅名は、ブルゴーニュの村名がそのままついているものもあり、電車に乗りながらブルゴーニュのワイン畑の観光ができてしまいます。
リヨンについたらホテルまでタクシーを利用しました。
ところで、タクシーに乗る際に、ドライバー以外に、スーツケースをトランクに乗せるのを手伝ってくれたオジサンがいたのですが、乗車前に5ユーロを要求されました。
面倒なので、小銭をジャラジャラ握らせましたが、初のヨーロッパ旅行、初のパリでの洗礼を受けた感じでした。お気を付けください。
なるべく自分でやること、「Non merci」という一言を覚えておくだけでも違うと思います。
2 ホテル・マドレーヌ・プラザ(Hôtel Madeleine Plaza)
パリには無数のホテルがあるので迷っていたところ、職場の先輩に勧められて、ここにしました。
私たちが宿泊したのは2011年ですが、いまウェブサイトを見てみると、少し改装したように思います。
そんなに広いホテルではないですが、リーズナブルで、チェックアウト時の空港バスも案内してくれて、親切にしていただきました。
部屋からは、マドレーヌ寺院(L'église de la Madeleine)が目の前で、夜景もきれいです。
3 パレ・ド・ジュスティス・ド・パリ (Palais de Justice de Paris)
パリの生誕の地と言われるシテ島に行ってみましょう。
まずは、かつてマリー・アントワネットの監獄として使われていたというパリ司法宮。
建物は、シテ島の約3分の1を占めています。
破毀院、パリ控訴院、パリ重罪院、パリ大審裁判所、検察局、弁護士会など複数の主要な司法機関が置かれています。
しかし、各機関の立場の違いがあるのに、同じ建物にあるというのは、日本人としては驚くところです。いちおう、あのフランス革命があったところでもありますしね。
破毀院は、法律上の観点から判断をして、前の判決を取り消すことができるだけで、自分で判決の内容を決めることは、極めて例外的な場合しかできないそうです。
大審裁判所は、原則として各県に1~2個おかれている、もっとも代表的な第一審裁判所です。日本でいう地方裁判所ですね。
まるで美術館にでもいるようだと思ってしまうほど、多くの彫刻などが展示されています。
だれでも入場できるので、シテ島に来たら、裁判所なんて・・・と思わずに、思い切って入ってみましょう。