1 100万ドルの夜景、香港
この記事を書いている2021年11月時点では、なかなか日本から香港に行くのが難しくなりましたが、2016年当時は、片道4時間程度で海外旅行ができるので、日本人にとっては貴重な観光地でした。
世界的にも古くから、香港の夜景は「100万ドルの夜景」といわれ、世界三大夜景の1つに挙げられるほどです。
特に香港島のヴィクトリア・ピークや、尖沙咀(チムサーチョイ)のウォーターフロント・プロムナードからの眺めは、日本ではなかなか味わえません。12月のクリスマスシーズンから旧正月までの特別なイルミネーションも、それを見るためだけに香港に行く価値があると思います。
コロナが明ける頃には、また、気軽に訪れることができるようになっていてほしいと願っています。
さて、2016年10月ころに訪れたときの旅行記を始めてみたいと思います。
2 コンラッド香港
空港から、各ホテルに向かうシャトルバスが出ているので、利用させてもらいました。
この時は、3泊4日しました。
ヒルトンのポイントがある程度たまっていたのと、オフシーズンでもあったため、ポイントのみで泊まることができました。
はい、完全に囲い込まれていますね。
もっとも、山側の部屋だったのですが、それはそれで落ち着く部屋でした。
南向きの部屋だったら、夜景が素晴らしかったことでしょう。
3 ヴィクトリア・ピーク(Victoria Peak・太平山)
香港でいちばん高い山で、標高は552mです。
あまり高くないイメージのため、歩いて上る人もいるようです。もっとも、かなり蒸し暑いので、体力に自信がない限り、おとなしくトラムに乗ることをお勧めします。
昼間であっても、香港の街を一望するにはもってこいの場所です。山だけでなく、ピークタワーという建物もあり、中にはレストランやカフェ、ファーストフード店なども充実しています。
夜であれば、きれいな夜景が拝めると思いますが、人混みは覚悟する必要があります。
4 尤徳観鳥園(香港公園内)
とてもお勧めです。
公園内に鳥の楽園のようなものが作られていて、入場料は無料です。
無料だけど、あなどってはいけません。なかなか本格的なつくりになっています。
5 HSBC(香港上海滙豐銀行)
地上階の皇后像広場(Statue Square)側にある一対の「獅子像」は、1935年に先代の本店ビルが完成して以来、受け継がれてきたHSBCのシンボルです。
10ドル紙幣を除き、香港ドルの発行は、3行の民間銀行が行っているのですが、HSBCはそのうちの1行です。
HSBCが発行する紙幣には、この獅子像が本店ビルを背景として描かれています。
大きく口を開けて、雄叫びを上げているのが「Stephen」、もう1頭が「Stitt」といい、共に20世紀前半の経営幹部の名前が由来です。
ここに来たことによって、ちょっと、金運が上がったかもしれません。
次回は、香港グルメを堪能して、夜景を見に行きます。