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ワインと日本酒の有資格者がオススメする名所と美食の旅。イエメシ(おうちごはん)とワインのペアリングも。

スコットランド2019-03 イギリス王室の避暑地、ロイヤル・ディーサイド

前回記事はこちら。

tralco.hatenablog.com

 

1 本日は晴天

この日は、朝からいい天気でした。

ホテルの外観も、青空と花々に彩られていたので、一枚撮影。

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本日は、女王陛下のご静養先であるバルモラル城周辺に行ってみます。

バルモラルは現在、イギリス王室の離宮となっており、所有者である女王エリザベス2世はじめ王室一家が毎年夏の避暑地としているところです。

ちょうどこの時は、王室一家が滞在されていたので、内部の見学はできない時期でしたが、それでも、イギリス王室一家が過ごされている場所がどのようなところか気になるので、周辺をドライブしてみることにしました。

 

丘の上でひっそりと営まれている、「Knock Cottage」という名のホリデーホームの一画に、「Knock Gallery」というアンバー(琥珀を中心としたアクセサリーショップがあります。 バルモラル城の近くにあるので、立ち寄ってみました。

(なお、最近は、コロナ禍のため、臨時休業しているようです。)

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アンバーは、約3000万年以上前の天然樹脂が化石になったものといわれています。

有機物であり、鉱物ではありません。

色は、主に黄色ですが、褐色、赤、白色、青黄色などもあります。たまに、虫や植物の破片が内部に含まれているものもあります。

 

ここでは、アクセサリーほか、絵画なども展示、販売しております。

中から外を見るとこんな感じ。

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建物の周囲は高原の花で埋め尽くされています。

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お庭から眺める風景は素晴らしく、バルモラル城の外観を拝むこともできます。

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3 ディー川

バルモラル城の周辺には、「ディー川」というきれいな川が流れています。

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橋を渡った先にバルモラル城の門があります。

 

橋の上からのディー川の様子。

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この辺りで見つけた赤い電話ボックス。イギリスらしい。

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この日は入れませんでしたが、「Crathie Kirk」という教会も駐車場から徒歩圏内。

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4 バルモラル城

バルモラル城(Balmoral Castle)は、スコットランドアバディーンシャーにある広大なお城で、周囲を森や荘園に囲まれたエステート・ハウス(Estate House)といわれる建物です。

 

一帯はスコットランドロイヤル・ディーサイド(Royal Deeside)として知られる、ディー川沿いの風光明媚な地域です。

 

バルモラル城は、サー・ウィリアム・ドラモンドの自宅として1390年に建設されたのに始まります。

王室の邸宅としては、1848年から使われたようですが、この時はまだ賃貸されていたようです。

王室に所有権が移ったのは、1852年。

現在では、イギリス王室の夏の避暑地として使用されています。

バルモラル・エステート全体の面積は65,000エーカー(260㎢)。常勤職員が50人、非常勤職員が時期によって50人から100人程度といわれています。

 

バルモラル城の門まで来ました。ここからでは、お城の外壁すらも見えません。

いつか、内部の見学をしてみたいものです。

守衛室の横にはお土産物屋があります。

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次回は、いよいよ「ロイヤル」と名の付くウイスキーの蒸留所を訪問してみます。

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