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1 マレーシアに到着
大晦日のこの日は、マレーシアのBoustead Cruise Centreに入港し、マレーシアの昔ながらの村や、商店街などを観光します。
さて、マレーシアという国は、東南アジアに位置し、マレー半島南部とボルネオ島北部からなる連邦立憲君主制国家です。
人口は約3200万人(2020年)、首都はクアラ・ルンプール(Kuala Lumpur)です。
どこで区切るか迷う都市名ですが、「クアラ」で区切ります。
陸上では、タイ、インドネシア、ブルネイと接しており、海では、シンガポール、フィリピンと近接しています。
マレーシアは、民族構成が複雑な国です。単純な人口比では、多い順に、マレー系(約65%)、中国系(約24%)、インド系(約8%)となっています。
国教はイスラム教で、マレー系を中心に広く信仰されています。そのため、よくモスクを見かけます。 中国系は仏教、インド系はヒンドゥー教徒が多いようです。
2 Boustead Cruise Centreに入港
到着が近づくと、まさに熱帯雨林というべき木々しか見えない陸地が見えてきます。
この日停泊する港は、複雑な地形の中に作られた港で、ウェブサイトを見ると、どうやら旅行用クルーズ船の停泊のために作られたような印象を受けます。
ウェブサイトによれば、ここからクアラ・ルンプールへのツアーにも行けることが分かりますが、今回は、クアラ・ルンプールには行かず、少しマニアックなマレーシアを見学したいと思います。
3 田舎のご家庭
クルーズ船のツアーバスに乗り、まずは、田舎の方へ。
写真の通り、道と木しかないような場所です。
今回は、見学用にご自宅を開放しておられる方にご協力いただき、お庭や家の中にも案内していただきました。
ランなどの花がきれいに咲いていました。
4 州都シャー・アラムへ
シャー・アラム(Shah Alam)は、クアラ・ルンプール近郊にある街でセランゴール州(Selangor )の州都です。
州都というだけあって、大きな建物が建っており、大都市といっても良い規模です。
ショッピングセンターもあります。
青と白のドームと尖塔が印象的なモスク(Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque)。
インド系が多くなってくるKlangという町へ。
それでも、モスクはあります。
「Istana Alam Shah」へ。英語の解説だと、「Palace of the Sultan of Selangor」とあるので、セランゴール州知事の宮殿、ということのようです。日本風に言うと、都道府県知事の官舎にあたりそうですが、マレーシアの方が豪華ですね。
この後は、船へ戻ってアイススケートのショーを見て、イヤーエンドパーティーに参加します。