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1 あこがれのブドウ畑へ
前回記事で訪れたドメーヌ・アルメール・エ・ベルナール・リオンは、南北に走るD974号線沿いにあります。
記念撮影を終えた私たちは、こんどは、D974号線の西側に面しているブドウ畑に足を踏み入れます。
2 1級畑(Premier Cru)
まずは、D974号線から西に、フォンテーヌ通り(Rue de la Fontaine)に入ります。 突き当りに高い塀とその向こうに1級畑のクロ・デ・レア(Clos Des Réas)が見えてきます。
フォンテーヌ通りは右に曲がってまだ続きます。クロ・デ・レアを左手に進みます。 フォンテーヌ通りを抜けると、メリー広場(Place de la Mairie)に出ます。
左手(西側)には、1級畑のレ・ショーム(Les Chaumes)が広がっています。
メリー広場のY字路を左に進み、ゴイーヨット通り(Rue de la Goillotte)に入ります。
突き当りは、西に行くか、北に行くかの交差点ですが、ここは西に行くショーム通り(Rue de la Chaumes)に入ります。
南側には、先ほど見た1級畑のレ・ショーム(Les Chaumes)がまだ広がっていますが、ここでは、ジョルジュ・ノエラ(Georges Noellat)の門を見ることができます。
3 特級畑(Grand Cru)
ショーム通りの突き当たりまでくると、レ・ショームの西側に、特級畑のラ・ターシュ(La Tâche)が広がっています。
突き当りを右に曲がって、ターシュ通り(Rue de la Tâche)を北に進みます。
さらに突き当りを左に、グラン・クリュ通り(Rue des Grand Crus)を西に行きます。 すると、南側に特級畑のラ・グランド・リュ(La Grande Rue)が見えてきます。
北側にはあの世界一の特級畑のロマネ・コンティ(Romanée-Conti)が見えますが、先にちょっと丘の高いところまで行ってみましょう。
ラ・グランド・リュを左手に坂を上ると、右手にはラ・ロマネ(La Romanée)が見えてきます。
丘の高いところからヴォーヌ・ロマネを眺めると、それなりの標高差があり、なだらかな斜面になっていることがよくわかります。
坂を下りて、ついにロマネ・コンティに来ました。
「どんなことがあろうと、ブドウ畑に入るな」という注意書きがあります。必ず守りましょう。
この十字架は、ワインラヴァーの憧れですね。
ロマネ・コンティの十字架のすぐ右は、特級畑のリシュブール(Richebourg)です。
ロマネ・コンティとリシュブールの間はわずか2mほど。間に断層があるんだそうです。
そして、ロマネ・コンティとリシュブールの東側にロマネ・サン・ヴィヴァン(Romanée-Saint-Vivant)が広がっています。
さて、最後に、DRCの地下セラーの入り口にも行きました。さすがに中には入れませんが、ここに最高級ワインが集まっていると思うと、なんだか厳粛な気持ちになります。
ブルゴーニュを巡った気にさせてくれる秀逸な本。ソムリエ試験やワインエキスパート試験の参考書としても最適です。