- 1 チヴィタヴェッキア(Civitavecchia)
- 2 サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)
- 3 サンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo)
- 4 最高裁判所(Corte Suprema di Cassazione)
- 5 まとめ
1 チヴィタヴェッキア(Civitavecchia)
シチリア島を出航した船は、明け方、チヴィタヴェッキア港に入港します。
ローマに行くという予定ではないの?という疑問を持たれた方、私も同じく、このクルーズに参加するまで、チヴィタヴェッキアという地名を知りませんでした。
チヴィタヴェッキアは、ラツィオ州ローマ県にある都市であり、ローマ市の北西に位置します。ティレニア海に面し、「ローマの外港」といわれる重要な港湾都市です。
私たちは、チヴィタヴェッキアからバスに乗り、ローマへ向かいます。
到着まで、定番のガイドブックで予習しておきましょう。もし旅行に行けなくても、旅した気分になれますよ。
この本は、写真が素敵で、おすすめです。
2 サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)
まずは、世界一小さい面積の国、ヴァチカン市国に入りましょう。
ヴァチカン市国は、ローマ教皇によって統治される国家であり、カトリック教会と東方典礼カトリック教会の中心地です。
国籍は聖職に就いている間にかぎり与えられるそうです。
さて、有名なサン・ピエトロ大聖堂を見に行きましたが、長蛇の列。入場するだけなら無料(「クーポラ」というドームに上るのは有料。)なのですが、並ぶだけで時間を費やすのはもったいないので、あきらめました。
優先入場チケットがあるようですが、こんどローマに行くときは、事前に買っておこうと思います。
しかし、外から眺めるだけでも楽しめます。
3 サンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo)
ヴァチカン市国を出国して、イタリアに入ります。 普通に歩くだけですけどね。
ただし、観光客が多く、そのためスリも多いので、注意してください。
サン・ピエトロ大聖堂の近くにも、歴史的建造物が多く、どこに行こうか迷ってしまいます。 比較的近いところに、サンタンジェロ城(Castel Sant'Angelo)があるので、そこを見学することにしました。
サンタンジェロ城は、ローマを流れるテヴェレ川の右岸にあり、正面にはサンタンジェロ橋(ponte Sant'Angelo)がかかっています。
サン・ピエトロ大聖堂とは城壁上の通路(Passetto di Borgo)で繋がっているそうです。
さて、入ってみると、想像していたよりも広く、迷路のようになっています。
城壁から外を見てみると、きれいに整ったお庭もあります。
4 最高裁判所(Corte Suprema di Cassazione)
サンタンジェロ城の隣には、イタリアの最高裁判所があります。 彫刻が細かく、まるで美術館です。
1910年に完成したそうで、正面のファサードにあるのは天秤と剣をもった正義の女神像です。入口に向かって右が法学者アエミリウス・パピニアヌス(Aemilius Papinianus)、左が共和政ローマ末期の政治家、弁護士、文筆家、哲学者であるマルクス・トゥッリウス・キケロ(Marcus Tullius Cicero)の像です。
このあたりで、バスの時間になりました。 集合場所に戻りましょう。
5 まとめ
観光客が多く、事故や事件にあわないように常に緊張感をもっている必要がありますが、歴史的建造物が多く、飽きません。少しイタリア語をかじっていくと、何かと役に立つと思います。
次は、ジェノヴァに向かいます。