Travel, Gourmet, Wine & Sake

ワインと日本酒の有資格者がオススメする名所と美食の旅。イエメシ(おうちごはん)とワインのペアリングも。

イタリア・トスカーナ2018-#08  ウフィツィ美術館

前回記事はこちら

tralco.hatenablog.com

 

1 美術品の要塞、ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館Gallerie degli Uffizi)は、メディチ家のコレクションを収蔵する美術館であり、イタリア・ルネサンスの絵画が詰まっています。

メディチ家って、たぶん世界史の教科書にも出ていたと思いますが、ルネサンス期のフィレンツェで、銀行家、政治家として台頭し、後にトスカーナ大公国の君主となった一族。

カンタンに言えば、大金持ちの一族です。

ウフィツィ美術館の展示物は約2,500点古代ギリシア古代ローマ時代の彫刻や、イタリア・ルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前、以後の多数の作品が展示されています。

 

2 入場してみましょう!

通常は予約しないと入場すら困難なようですが、9月のこの時期は比較的すいているようで、少し並ぶだけで入れました。

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

なにしろ、有名絵画だらけの美術館です。そのうちの1つとして、「ヴィーナスの誕生」が挙げられます。

ルネッサンス期のイタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリの作品で、縦172.5cm、幅278.5cmの大作です。この絵画は、入場できても、普通は人だかりで見るのも大変なようですが、この時は簡単に絵の前に立つことができました。

まさか、この絵を間近で見られる日が来るとは思っていませんでした。

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

あまりに大きな美術館なので、すべてをじっくり見るには、1日では足りません。それでも、なるべく多くの作品を見ようと、歩き回りました。割とすいていたおかげで、ある程度は見られたような気がします。

館内の作品を、少しご紹介します。

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)
イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)
イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・ウフィツィ美術館(Gallerie degli Uffizi)

 

3 フィレンツェの革小物

さて、そろそろ陽も傾いてきました。あとは自分へのお土産です。フィレンツェは革製品で有名ですので、気になったお店(BOJOLA FIRENZE)で小さな革小物を購入しました。

有名ブランドでなくても、作りはしっかりしています。 いいものはいい。

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)・BOJOLA FIRENZE

 

4 ホテルの部屋で晩ごはん

部屋に戻り、あらかじめ買っておいたタルタルワインで夕食を取りました。テラスのテーブルに座って、フィレンツェの少し冷えた夜風に当たりながら。

イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)
イタリア・トスカーナ・フィレンツェ(Firenze)
タルタルとキャンティ・クラシコ

5 帰国

翌朝、チェックアウトし、タクシーでフィレンツェ・ペレトラ空港へ。

ラウンジでトスカーナの赤ワインを頂きながら搭乗時間を待ちました。 帰りたくないけれどそろそろ時間です。

離陸。セルヴァテッレに向かった道が見えました。

人、食、動物、自然、伝統、芸術にあふれたいい旅でした。 帰国してからは、現地で調達した食材やワインで、トスカーナの余韻に浸っていました。

 

これでトスカーナ旅行記はいったん終わります。

次回はどこにしましょうか。

tralco.hatenablog.com