1 シディ・ブ・サイド
(1) 青と白の街
まずは、石畳の通りと、青と白の外装が美しい建物で有名なシディ・ブ・サイドへ。
まるで迷路のように入り組んだその街は、主にそこに暮らす人々の住宅と、商店から成っているのですが、すべての建物が、外壁は白、ドアは青で統一されています。
ギリシャにも同じような街がありますが、地中海のイメージがそのような街にさせるのでしょうか。
(2) 商魂はたくましい
一見穏やかそうな街ですが、商魂はたくましいです。
私たちは、あるお店を外から見ていたら中に案内され、スリッパはいかが、といわれました。普通のスリッパです。
値段を聞くと100ユーロ(地中海クルーズの観光客だからユーロを持っていると思ったのでしょう。)を提示されました。スリッパが約13,000円とは。日本でもこんなにしないでしょう。
この時点でも日本人は金持ちと思われていたようです。高めのボールを投げ、釣れればラッキーなんでしょうか。
いくらなんでも、最初の提示が100ユーロでは、交渉の余地なし、と思い、店を出ようとしたら、腕をつかまれて、値段を下げるからどうか、と言ってきました。
「It's time we have to go !」と早口でいうと、「Do you speak English ?」と驚いたようでした。旅行ガイドに載っているような定型文なんですけどね。これで向こうも深追いは禁物と思ったのか、あっさり引き下がりました。英語大事です。
2 高い塔のモスク
次に向かうのは、博物館ですが、その途中にモスクがあるので、しばし記念写真タイム。
3 カルタゴ国立博物館
カルタゴ国立博物館(Carthage National Museum)に着きました。
歴史を感じさせる建物。
博物館の裏にあるこの大聖堂、古いローマ カトリック大聖堂です。正面から見ると立派な教会に見えるのですが、この角度で見ると、まるでモスクです。ここにも文化の融合があるのでしょうか。
4 カルタゴ遺跡
さて、カルタゴ遺跡は博物館の敷地内にあります。
5 アントニヌス浴場
遺跡を見学した後は、アントニヌス浴場へ。とはいっても、風呂には入れません。
古代ローマ時代のローマ浴場跡です。ローマ帝国第15代皇帝アントニヌス・ピウス(在位131年~161年)の治世に建設されたと言われています。6世紀の東ローマ帝国統治下まで使われ続けたようです。
6 船に戻るとアトラクション
旅程は無事こなすことができました。
港まで戻ってくると何やらアトラクションが。こういう体験もいいかもしれませんね。
夕方になってきました。部屋のバルコニーからセントルイス大聖堂が遠くに見えます。
7 次はマルタ共和国に向かいます。
応援よろしくお願いいたします。m(_ _)m