前回記事はこちら。
1 ワイン産地としてのハンターバレー
今回の旅行の主目的は、ワイナリー巡りであることは前回記事でも書きました。
ここハンターバレーは、ニュー・サウス・ウェールズ州に属し、オーストラリアのワイン産業を代表する地域の1つです。 オーストラリアのワイン産業は、ニュー・サウス・ウェールズ州から始まりました。
ブドウ栽培は、1790年代にシドニー周辺で始まり、1820年代になってハンターバレーに広がりました。ハンターバレーの主要品種は、シラーズとセミヨンです。
シラーズは、フランスで言うところのシラーのオーストラリアでの呼び名です。スパイシーで濃厚な赤ワインになるブドウですが、オーストラリアのシラーズは、そこに清涼感が含まれることが多いです。
セミヨンは、フランスのボルドーのソーテルヌ地区の甘口ワインの品種として有名ですが、オーストラリアでは、セミヨン100%で辛口に仕上げる造りが伝統的に行われています。
ハンターバレーには、世界的に有名なブランドから家族経営の小規模生産者まで、数えきれないほどのワイナリーがあります。休業日でない限り、ふらっと立ち寄っても、試飲をさせてくれ、気に入ればワインを購入することができます。
2 Oaks Cypress Lakes Resort
午後、ようやくホテルに到着。
広い敷地の真ん中に、レセプションがあります。
まだ12月なので、空港と同様、ロビーにはクリスマスツリーが飾られています。
お庭は広々、野鳥も生息しています。
車でハンターバレーに入ったあと、スーパーで買っておいたスパークリングワイン。さっそくお部屋で乾杯。
お部屋からレセプション方面を眺めた様子。夜明け直後と日が昇った後。
この時もブログ用に写真を撮っていたわけではなかったので、部屋の様子の写真は残念ながらありませんでした。 しかし、ウェブサイト(Oaks Cypress Lakes Resort)をごらんください。広くて設備も充実した部屋が日本では考えられないくらいリーズナブルな価格で宿泊できることが分かります。