1 シチリア島って?
これまで、チュニジアのチュニス、マルタ共和国のバレッタと寄港してきましたが、地図をみると、これらの都市は、いずれも近くにあることが分かります。
シチリア島は、地中海のほぼ中央、イタリア半島の西南に位置する島で、全域がイタリア共和国のシチリア州に含まれます。州都はパレルモ。シチリア島の北側の海は、特に、ティレニア海、東側の海はイオニア海とも呼ばれます。
島の北東部には、今も活発な活動を続けるエトナ火山そびえています。ヨーロッパ最大の活火山であり、2018年7月にGPSを用いて行われた測定では標高は3,326mだったそうですが、活発な火山であるため標高はめまぐるしく変わります。
典型的な地中海性気候で、夏は乾燥して暑く、冬は穏やかで降水量が増えます。特に、島の南西部はアフリカの影響を受けて非常に暑く、サハラ砂漠からの、時に砂嵐を伴うシロッコと呼ばれる高温湿潤風が吹きます。
これだけ聞いても非常に暑そうです。
また、シチリア人は猜疑心が強く、外部から来た者に対して強い警戒心を持つけれども、一度友人になるととても親切なんだそうです。日本と同じ島国ですが、日本とは異なり、3000年近くにわたってよそ者に支配されてきたという歴史がその要因にもなっているようであり、シチリアの文化は、その文脈の中で考える必要があるという内容の解説を読んだことがあります。
2 メッシーナ港へ
今回は、メッシーナ港(Porto Messina)に寄港します。
聖母像が迎えてくれます。
台座に「Vos et ipsam civitatem benedicimus」と書いてあります。
これは、ラテン語で、「私たちはあなたとあなたの街を祝福します」という意味です。
写真のキャプションに「Madonna della Lettera」と書きましたが、これはイタリア語で、あえて日本語訳するのであれば、「手紙の聖母」となります。このように呼ばれている理由は、宗教的な理解が必要になりそうです。私には整理できそうもなさそうので、専門家の解説をご覧ください。
さて、そろそろ船着き場に到着します。そこからバスに乗ってタオルミナ(Taormina)に向かいます。
3 タオルミナを散策
タオルミナに到着しました。
街を散策しつつ、古代の円形劇場の遺跡(Teatro Antico di Taormina)まで徒歩で向かいます。
もう少し歩かなければならないようです。
この先に、シチリアならではのショップが見えてきした。
4 次は、マヨルカ焼き
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