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1 本日のメニュー
本日のイエメシ・マリアージュは、シャケのグリル・たっぷり野菜のホワイトソースに、シャンパーニュのロゼ合わせてみたいと思います。
少し気が早いかもしれませんが、もうすぐクリスマスですね。
今年もおうちでクリスマスという方も多いと思います。
クリスマスといえばチキンなどをまず思い浮かべますが、それだとどこにでも情報があるので、ここでは、あえて、クリスマス風の彩りにした魚料理とワインのペアリングを、ご紹介します。
2 では、作っていきましょう!
(1) 材料
・シャケ(切り身)
・ニンニク・玉ねぎ ・なす・ オクラ ・しいたけ ・赤ピーマン
・バター ・小麦粉 ・カマルグの塩 ・白コショウ
・コンソメ(今回は、茅乃舎さんの野菜だし。)
・ 牛乳 ・イタリアンパセリ ・ピンクペッパー
(上のリンクの調味料はとてもおすすめです!)
(2) 調理
① 玉ねぎ、なす、オクラ、しいたけ、赤ピーマンを好みの大きさに切る。トッピング用のイタリアンパセリも切っておく。ニンニクはすりおろせるようにしておく。
② シャケの切り身の表面を水でさっと洗う(表面の参加した油を流して臭みを取るためです。洗いすぎるとうまみが逃げてしまいます。)。
③ キッチンペーパーで水気を取る。
④ 魚焼きグリルにセットして焼き始める(ホワイトソースを作っている最中に、焼き具合を忘れずに見ていてください。)。
⑤ ホワイトソースを作る。フライパンにニンニクをすりおろし、バターを入れる。
⑥ 弱火でニンニクの香りを出す。
⑦ ①で切っておいた玉ねぎ、なす、オクラ、しいたけ、赤ピーマンをフライパンに入れる(プロだったら、各野菜の火の入りやすさで投入のタイミングを変えると思いますが、ご家庭なので、一気に行きましょう。)。
⑧ 中火で野菜がしんなりしてきたら、小麦粉を小さじ×人数分、茶こしなどで細かくして振り入れる。
⑨ 牛乳とコンソメを入れる。
⑩ トロっとしてきたら、塩コショウで味をととのえる。
⑪ 盛り付けたら、ピンクペッパーとイタリアンパセリで彩りを。
3 どんなお酒を合わせる?
今回は、シャンパーニュ・モントードン・グランド・ローズ・ノンヴィンテージ(Champagne Montaudon Grande Rose NV)を合わせてみようと思います。
使われているブドウ品種は、ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%です。
このロゼは、シャンパーニュ地方の、ランス大聖堂のステンドグラス「グランド・ローズ」をテーマにしているそうです。
泡は細かくエレガント。
カシスやフランボワーズなどの赤系果実の味わい。
黒ブドウのピノ・ノワールからくるタンニンは強すぎず、お料理のうまみにアクセントを加える程度の上品さを感じます。
サーモンとロゼワインは定番の組み合わせです。
ぜひ作ってみて、クリスマスのディナーに彩りを添えてみてください。
ソムリエ協会の試験を受験される方は、アカデミー・デュ・ヴァンのワインショップ「 カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」でワインを探すのもお勧めです。
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