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1 本日のメニュー
さて、本日のイエメシ・マリアージュは、シイラのバターソテー・キノコと茄子のクリームソースに、シャンパーニュを合わせてみたいと思います。
シイラは、ハワイではマヒマヒ (mahi-mahi) という名前の高級魚として知られています。 赤身ですが、色は薄いです。
旬は7~9月ころとされていますが、秋になるにつれて脂がのってきます。
全国的に流通しているわけではなさそうですが、今回、100グラム98円で売られていたので、即決で買ってきました。
2 では、作っていきましょう!
(1) 材料
①シイラのバターソテー
・カマルグの塩 (下の過去記事で解説しています。)
・小麦粉
・バター
②キノコと茄子のクリームソース
・ニンニク
・キノコ(今回は椎茸と舞茸)
・茄子
・バター
・白コショウ
・白ワイン
・小麦粉
・牛乳
・コンソメ(今回は「茅乃舎」さんの野菜だし。)
・ピンクペッパー
(2) 調理(シイラのバターソテー)
①シイラはあらかじめ塩を振り、1時間冷蔵庫で放置。
②水であらって水気をふき取る。
③全体に小麦粉をまぶす。
④バターをフライパンに投入し、中火で焼く(バターが多いほうが美味しいです。)。
(3) 調理(キノコと茄子のクリームソース)
①ニンニクはみじん、キノコと茄子はさいころ状に切る。
②鍋にニンニクとバターを入れ、弱火でニンニクの香りを出す。
③キノコと茄子、白コショウを少々加えててしんなりするまで炒める。
④白ワインを入れてアルコールを飛ばす。
⑤小麦粉を加え、なじむまで炒める。
⑥牛乳をとコンソメを入れ、とろみがつくまで弱火~中火で加熱する。牛乳が干上がりそうだったら、追加する。味見をして塩気が足りなかったら塩を加える。
⑦盛り付けの最後にピンクペッパーをかける。
3 どんなワインを合わせる?
モントードン・ブリュット・レゼルヴ・プルミエール・ノンヴィンテージ(Montaudon Brut Rèserve Premier, NV)を選びました。
ブリオッシュ、白い花、洋ナシ、リンゴのアロマ、フレッシュで爽やか、かつドライな口当たりが特徴のシャンパーニュです。
シイラとソースを口に運んだ後、このシャンパーニュを一口含むと、まず、お料理のバターと、シャンパーニュのブリオッシュのニュアンスがお互いの橋渡しをし、シャンパーニュの様々なアロマがお料理に華やかさを加え、お互いの風味を高めあってくれます。
ソムリエ協会の試験を受験される方は、アカデミー・デュ・ヴァンのワインショップ「 カーヴ・ド・ラ・マドレーヌ」でワインを探すのもお勧めです。
今日も、ごちそうさまでした。
応援よろしくお願いいたします。m(_ _)m