Travel, Gourmet, Wine & Sake

ワインと日本酒の有資格者がオススメする名所と美食の旅。イエメシ(おうちごはん)とワインのペアリングも。

スコットランド2019-05  ブレイマー城

 

前回記事はこちら。

tralco.hatenablog.com

 

1 グレンリベットからの帰り道

THE GLENLIVETの訪問を終えて、帰途につきました。

当然、帰りも同じ山道を抜けていくのですが、逆向きの風景はまた違ったものに見えます。

途中で車を止めて、休憩がてら山の景色を撮影。

まわりは、たまに車が通るだけで、それがなければ自分たちしか存在しない世界に見えます。

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2 ウサギさん

ホテルに帰ってきました。 翌朝、野生のウサギさんがバルコニーの外で草を食んでいました。

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3 豪華ディナー

これまでバラターで買い込んできた食料で食事をしていましたが、今日でここも最終日。そこでホテル内のレストランでステーキを頂きました。

ジューシーに焼きあがっていて、美味。

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4 ブレイマー城

バルモラル城周辺での滞在は今日で終わり。

南下して、エディンバラへ向かいます。 車で約2時間半~3時間かかります。

途中、見どころがあるので、午前中に出発して、のんびり夕方到着を目標にして移動します。

 

まずは、バルモラル城の西に位置するブレイマー城(Braemar Castle)を見学します。

駐車場から草原を抜けるとお城です。

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草原の中にこんな看板が。

妖精さんがいるようです。

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近くに来ると迫力があります。

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ここでブレイマー城の歴史を概観しましょう。

この城の最初の所有者であるマー伯爵家は、スコットランドの初期の支配者の1人であした。

1628年、2代目伯爵は、ブレーズ・オブ・マーにある自分の土地に狩りに行くための拠点として、また、地元の人々に誰が責任者かを思い出させるために、ブレイマー城を建てました。

1689年、この権威は新たに結成された反乱軍ジャコバイトに挑戦され、第1次ジャコバイト蜂起で放火の憂き目にあいました。

1715年の第2次ジャコバイト蜂起では、マー伯爵が寝返りブレイマーで反乱を起こすために旗を掲げたのは第6代伯爵でした。しかし、反乱は数か月しか続かず、ジャコバイトの敗北に終わり、第6代伯爵もすべてを失い、海外へ逃亡

ブレイマー城は王室に接収され、地元の地主であるインバーコールドのファークハーソン家が城を買い取りました 。

 

ジャコバイトの最後の反乱で、この城は再び運命を変えることになります。1746年のカロデンの戦いでジャコバイトが最後に敗北した後、政府軍が城に駐留し、2度と反乱が起きないようにしました。

 

1830年に軍が撤退すると、ファークハーソン家はこの城を現在のような美しい邸宅に改築することに着手しました。

現在では、威厳のある外観の中に、魅力的な調度品が置かれた12室の本格的な客室があります。

また、ブレイマー城には、ヴィクトリア女王から現在のロイヤルファミリーまで錚々たる方々が訪問されています。

 

この10年間は、城は地元住民によって運営され、21世紀の訪問者のために城を修復し、保存状態を維持するための資金集めを行っているとのことです。

 

さて、中を見学しましょう。

運営側の遊び心なのか、ところどころ動物のぬいぐるみが顔をのぞかせます。

下の写真でもときどきでてくるので、探してみると面白いと思います。

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バスルームですね。

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貴重な鉱石の展示もあります。

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次回もブレイマー城からお届けします。 

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